2009年03月21日

AIG賞与課税がスピード可決だってさ

 【ワシントン斉藤信宏】政府管理下で経営再建中の米保険大手AIGが高額ボーナスを支給していた問題で、米下院本会議は19日、支給されたボーナスに90%という異例の高い税率で課税する法案を賛成328対反対93で可決した。上院も同様の法案を準備しており、来週にも採決して上下両院で法案を一本化し、早期成立する公算が大きくなった。ただ、正当な契約に基づいて支給されたボーナスを国が強制的に返還させる形になるため「個人の財産権の侵害に当たる」との批判が出る可能性もある。 下院が可決した法案は、ボーナスを受け取った年収25万ドル(約2400万円)以上の同社従業員が対象。50億ドル(約4800億円)超の公的資本注入を受けた金融機関のほか、政府系住宅金融2社にも適用する。オバマ大統領は「国民の怒りを正しく反映した採決だ」と法案を支持する声明を発表した。 AIGは、公的支援を受ける前の契約に基づき、計1億6500万ドル(約158億円)のボーナスを従業員に支給。これに対し、米世論の批判が強まり、米議会でボーナスへの課税の議論が急浮上、審議入りから1週間足らずでスピード可決した。採決では民主党に加え、野党共和党から85人が賛成に回った。 AIGは昨年9月のリーマンショック直後に経営危機に陥り、事実上の政府管理下に入った。今月初めにも300億ドルの追加資本注入を受けるなど、これまでに計1800億ドル規模の公的資金による支援を受けた。高額ボーナス支給について、AIGのリディ会長兼最高経営責任者(CEO)は議会証言で、「不快な思いで支給した」と述べる一方、返済の強要については「優秀な人材を確保できなくなり、経営再建に影響を及ぼす」と危険性を指摘していた。【関連ニュース】 <特集>世界金融危機 <図説>米金融危機 世界が沈む <図説>サブプライムとリーマン破綻 AIG:CEO「ボーナス支給にFRB同意」 AIGボーナス:高率課税で回収も 高額に米議会反発

AIG賞与課税がスピード可決
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090320-00000077-mai-bus_all


今日のラッキーキーワードは、「森繁ゴールデン劇場3〜ロマン誕生「妹の縁談」/オムニバス」です。
posted by ヤマダ at 18:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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